[説明 このリーフレットはA4横 3つ折りです。
知れば安心 がん情報に関するリーフレットです。 説明終わり]

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知れば安心 がん情報
役立つ情報や情報源は、こちら →
国立がん研究センター がん情報サービス ganjoho.jp

日本では、一生のうち2人に一人ががんになるといわれています。あなた自身でなくても、周囲の大切な人ががんと関わることがあるかもしれません。だから正しく知ってください。あなたのために、あなたの大切な人のために。

「がん」に関する情報はこちらから

◎聞きたい 相談支援センター
全国のがん診療連携拠点病院にある相談窓口でがんに関する治療や療養生活全般、地域の医療機関などについて、対面や電話で相談することができます。どなたでもご利用できます。

※病院、または、相談支援センターをお探しの場合は、こちらから http://hospdb.ganjoho.jp/kyoten/
※電話でもご案内いたします。「患者必携サポートセンター」電話:0570-02-3410《さぽーと》 (ナビダイヤル)平日(土日・祝日を除く)10時~15時 ※通信料は発信者のご負担です。また、一部のIP電話、PHSからはご利用いただけません。

相談 
●どうしたらいいの? 「精密検査を受けてくださいといわれた・・・」「家族ががんかもしれない・・・」「突然がんと言われた・・・」「治るのだろうか、不安で何も考えられない・・・」「悪いことばかり考えてしまって・・・」
「がんかもしれない」と言われた方へ
不安な気持ちでいっぱいだと思います。でも何よりも、いま大切なのは、正しい診断のため、医師の指示のもとに必要な検査を受けることです。
そして、「がん」と言われた方へ
不安やショック、落ち込んで何も考えられないことは、誰にでも起こることです。一人で悩まず、まずは相談してみましょう。あなたを支えてくれる人がいます。

◎知りたい がん情報サービス http://ganjoho.jp/
『がん情報サービス ganjoho.jp』は、国立がん研究センターがん対策情報センターのウェブサイトです。がんについて、がんとの向き合い方、診断・治療方法、緩和ケア、病院検索など、さまざまな情報を調べることができる”がん情報の入り口”です。

【イラスト】
がん情報 検索 クリック
右横にQRコード
【イラスト、終わり】

情報 
●信頼できる情報はどこにあるの? 「医師の説明が、むつかしくてよくわからない・・・」「治療は、どのように決めたらいいか・・・」「今の標準的な治療はどんなものだろう・・・」「インターネットには情報が多すぎて・・・」
正確な情報はあなたの「力」になります。「がんについての信頼できる情報」は、『がん情報サービス ganjoho.jp』ウェブサイトにあります。あなたが望む治療を受けられるよう、信頼できる確かな情報を落ち着いてしっかり集めましょう。そして、担当医ともしっかり話し合いましょう。

【イラスト】
がん情報サービスのホームページの画面
【イラスト、終わり】

◎読みたい 患者必携 がんになったら手にとるガイド(A5版サイズ、464ページ)

【イラスト】
[本:がんになったら手にとるガイド]
【イラスト、終わり】

ご自身、あるいは身近な人が”がん”と診断されたときに、手にとって読むガイドブックです。役立つ情報が体験談とともにわかりやすくまとめられています。『がん情報サービス ganjoho.jp』にて、無料でダウンロード・印刷することができます。また、全国の書店にて購入することもできます。ISBN:978-4-7809-1036-0
治療と生活 
●これからどうなるの? 「治療はどれくらい続くのか、どんなふうにつらいのか・・・」「仕事は辞めないといけないのか・・・」「治療費はいくらかかるのだろうか・・・」「家族や友人、職場の人に、どう説明してどう接すればいいんだろう・・・」
仕事を続けながら・・・少し休んで社会復帰して・・・ 自分らしい生活を続けている人はたくさんいます。がんと診断された時から、体の痛みだけでなく、心のつらさについても緩和ケア、相談支援センター、患者会など、あなたや家族を支えてくれる仕組みが、少しずつ広がっています。いつでも遠慮せず、まわりの人の助けをかりましょう。

がん?今は関心がないかもしれません。

【イラスト】
[一人の女性 その人のせりふです]
~がん体験者からのメッセージ~
元気なときは「自分には関係ない」と思っていたけれど、がんにかかって初めて知ること、得たものも失ったものもたくさんありました。ある程度予防できるがんもあるし、もしかかったとしても早期発見できれば、心も体も、そして経済的にも楽だったはず。自分の体を大切にして、予防や検診に関心をもってほしい。
【イラスト、終わり】

◎予防しよう
 がんは、日常の生活習慣とかかわりが深い病気です。禁煙・節酒・適度な運動・バランスのとれた食生活で、多くのがんを予防できます。

【イラスト】
禁煙・節酒・適度な運動・バランスのとれた食生活の4つそれぞれのイラスト
【イラスト、終わり】

詳しくはこちら → ガン情報サービス「日本人のためのがん予防法」http://ganjoho.jp/public/pre_scr_prevention/evidence_based.html

◎検診を受けよう 症状のない早期にがんを発見し、治療することが大切です。早期に治療することで、がんによる死亡のリスクを軽減できます。胃がん、大腸がん、肺がん、子宮がん(子宮頸がん)の検診を定期的に受ける習慣をつけましょう。詳しくは、各市区町村の保健所などに問い合わせてみましょう。

◎ガン情報をさがすときに心がける10のポイント
①情報は”力”。あなたの療養を左右することがあります。活用しましょう。いのち、生活の質、費用などに違いが生じることもあります。
②あなたにとって、いま必要な情報は何か、考えてみましょう。解決したいことは? 知りたいことは? 悩みは? メモに書き出して。
③あなたの情報を一番多く持つのは担当医。よく話してみましょう。質問とメモの準備をして。何度かに分けて相談するのもよいでしょう。
④別の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」を活用しましょう。他の治療法が選択肢となったり、今の治療に納得することも。
⑤医師以外の医療スタッフにも相談してみましょう。看護師、ソーシャルワーカー、薬剤師なども貴重な情報源です。
⑥がん診療連携拠点病院の相談支援センターなど、質問できる窓口を利用しましょう。病院、患者団体などに、あなたを助ける相談窓口があります。
⑦インターネットを活用しましょう。わからないときは、家族や友人、相談支援センターに頼みましょう。
⑧手に入れた情報が本当に正しいかどうか、考えてみましょう。信頼できる情報源か、商品の売り込みでないか、チェックして。
⑨健康食品や補完代替医療は、利用する前によく考えましょう。がんへの効果が証明されたものは、ほぼ皆無。有害なものもあり要注意。
⑩得られた情報をもとに行動する前に、周囲の意見を聞きましょう。担当医は? 家族は? 患者仲間は? あなたの判断の助けになります。
出典:「がん情報さがしの10ヵ条」

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発行:国立がん研究センターがん対策情報センター 2012年
協力:国立がん研究センターがん対策情報センター 患者・市民パネル